1階に設けたリビングでは、美しい和庭園を望みながら、明るい雰囲気の中でゆっくりと過ごすことができます。ご主人は「リビングのソファに座って、ゆったりとした気分で外の庭を眺めたかったんです」と、既存の庭の風景が一番映えるベストポジションにこだわり、建物の配置を決めました。庭で過ごす愛犬とヤギの様子も見えて、さらに気持ちが落ち着くそうです。奥様にとってリビングは、普段は仕事と家事で忙しい中で、猫たちと離れ、ソファでテレビを見ながらのんびり過ごす空間。グリーンのカーテンが安らぎの雰囲気を醸し出す、ご夫妻のための寛ぎの場所になっています。

キッチンに関しては、将来お子様が生まれた時のことを考えて1階全体に目が届くようにと、フルオープンスタイルの配置となりました。そしてコンロはIHを採用。ガスよりも熱を感じにくく快適なこと、お手入れが簡単なこと、そしてシンプルな見た目が奥様のお気に入りです。「油汚れもさっと拭くだけで落ちるので、とても使いやすいですね。パントリーもあって収納も十分。ゴミ出しのための勝手口も助かっています」と使い勝手の良さを実感されています。

家を建てるなら「目立つ家にしたい」という思いが強かったご主人にとって、『エスパシオEFアーバンウィンド』のアール型の外壁『アールドウォール』が一番の自慢。トヨタホームの展示場で一目ぼれだったそうです。そのデザインを主張するため、まわりの外構は無機質でシンプルに仕上げました。「工事していた頃、『美術館ができるの？』なんて言われていたんです」と、個性的な外観は近所でも話題になっていたようです。建物がより美しく見えるよう、夜間はライトアップにもこだわりました。光が生み出す陰影により、なめらかなカーブを描く曲線が一層際立ちます。