住まいの実例
トヨタホームのオーナー様の「住まい方」
2階建て:シンセ・スマートステージ
これからの働き方・生き方を見つめてたどり着いたカフェ併用住宅。
福岡県/S様邸
カフェを夫婦の生きがいに今後の人生を設計。
60歳を前に「夫婦一緒に働き続けられる場を」と、カフェの経営をお考えになったS様。カフェ開業に向けて動き出した際、まだ家を建てる計画はありませんでしたが、テナントを借りる場合に比べ、自分たちで建てた方がメリットが大きいという結論に達し、自宅兼店舗を建てることになりました。土地探しからトヨタホームがお手伝いする中で、好条件の土地が見つかりました。「異空間の素敵な場所で、お客様にゆったりと寛いでいただきたくて」という奥様の温かい想いが実を結び、明るく開放的で優雅な雰囲気が自慢のカフェが誕生しました。そこには、ご夫婦の生きがいがたっぷりと詰まっています。
お客様のこだわり
心にゆとりをもたらしてくれる、優雅な玄関。
「玄関は家の顔ですから、印象深い空間にしたかったんです」。広くてゆとりのある玄関は奥様のこだわり。白い壁にブラウンの親子ドア、奥にはスケルトンの階段が見え、壁に設けたエコカラットがアクセントとなり、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。また、靴や上着などがたっぷりと収納できる玄関クローゼットも設け快適さも追求。さらに、玄関を入って右へ進むとウォークスルータイプの納戸があり、その先はカフェの厨房へと通じています。この納戸はカフェとプライベート空間を分け、仕事モードとOFFモードの『気持ちの切り替えスイッチ』の役目も担っています。
明るく開放的で、幸福感に包まれるプライベートタイム。
2階はご夫婦の生活空間です。プライベートの時間の多くを過ごすリビングは『広く、居心地よく』がテーマ。切妻屋根の形状を活かした勾配天井で、天井高は最大限まで確保しました。さらに、空間を遮るものがないよう、エアコンは天井埋め込みタイプを採用したり、照明も壁掛けのブラケットとダウンライトにすることで、開放感を一層感じられる空間にしました。「交通量の多い通りに面していますが、外の音が気になることもありません。静かで、明るくて、心からゆったりと、ここに居るだけで幸福感に包まれます」と、ご夫婦は2匹の愛猫と一緒に日々をお過ごしです。
樹木をイメージした飾り棚と、モノトーンの壁紙がカフェのシンボルに。
カフェは並木道の通りに面し、店内には自然光が降り注ぎます。アール型のカウンターの後ろにあるのは、樹木をイメージしたオブジェのような飾り棚。奥様から「普通の棚ではないものを」というオーダーを受けてデザインしました。緑の植物を置けば、枝に芽が生えたようにも見える点もユニークなオリジナル品です。店内インテリアのイメージは、ある一冊の本から生まれました。「カフェの学校の先生が見せてくださった、イギリスのインテリアブランドの本です。中を見たとたん衝撃が走りました」と奥様。エレガントなモノトーンの壁紙や、藤素材のチェアなど、ひとつひとつにS様の強い想い入れがあります。
販売チームの声
営業担当:矢野 真さん(中)
設計担当:山口雅夫さん(左)
設計担当:石井陽久さん(右)
店舗併用住宅ということで、S様の生活が見えないように、そして、交通量の多い通りに面していてもプライベートを静かに暮らせるように、このふたつを特に考慮しました。50坪弱の限られた敷地面積の中で、カフェと住空間のバランスをどうとっていくかを吟味。ゆとりが欲しいのはカフェも住空間も同じで、あくまで両立を追求し、ムダを省いた効率の良い設計ができたと思います。また、オリジナルでデザイン・造作した樹木の飾り棚は、S様はもちろんお客様からも好評とのことで大変うれしいですね。店舗併用住宅でお二人の夢を叶えるお手伝いができたことに、大きな喜びを感じています。
お問い合せ
- トヨタホーム九州
- 矢野
- TEL : 092-885-1133