奥様がオフの時間を愛犬と寛ぎながら家族と過ごすリビングは、「とにかく明るい雰囲気に」というご要望でした。「陽当たりの良い部屋にしてくださいとだけ伝えて、あとはすべて安心してお任せしました」。立地を活かし南側に2つの大きな窓とバルコニーを設け、たっぷりと光が降り注ぐリビングをプランニング。愛犬5匹が元気に走り回ることができるよう回遊性にも考慮し、広々とした開放的な空間を実現しています。さらに床暖房を採用するなど、愛犬のためにも体に優しいものを選びました。ブラウンとホワイトの落ち着いた空間を、アンティーク調のテーブルやシャンデリアなどで上品な雰囲気にコーディネート。お気に入りのインテリアに囲まれながら奥様は、「ここにいると陽の光をすごく感じます」と満足のご様子です。

対面カウンターキッチンはお母様のご要望。お二人で料理する際にも広くて動きやすいよう、調理場にゆとりを持たせる設計としました。「以前の住まいでは壁に向かって料理していたのでキッチンで孤立していましたが、今はリビング・ダイニングを見渡すことができるので、家族との会話を楽しむ時間も増えました」と奥様。

落ち着いた白のタイルが光を受けて美しく輝く外観に、シンプルなドアがアクセントを添えています。「鉄格子のようなものではなく、ウッド調のもので」という奥様のご要望を受け、門扉も含めドアなどの玄関まわりは温かみのあるウッド調のアイテムで仕上げました。バレエスタジオの玄関ドアと自宅用の玄関ドアは色違いで、スタジオは外壁と調和する白、自宅用はブラウンと、いずれも優しい雰囲気が訪れた人を穏やかに迎え入れます。「とても調和のとれた外観デザインになりました」と奥様は笑顔で語ってくださいました。