1階のインナーガレージは、高さのあるミニバンでも2台は止められる大きなスペース。その先にある玄関扉を開けると、そこには、石垣風の壁が落ち着きを放つ玄関空間が広がります。「ゲストがドアを開けた瞬間に、面白い空間と思ってもらいたくて」とご主人。間接照明により、石の表面にあらわれる陰影の美しさが際立ちます。和室と玄関は趣のあるひとつながりの空間として、調和のとれた内装デザインでコーディネート。Y様流のおもてなしの心が隅々にまであらわれています。

2階は家族の憩いのスペースであるLDKの大空間と水まわりです。対面式のキッチンを挟んでLDKが広がり、ご家族とふれあったりテレビを見たりしながら、奥様はリラックスして料理ができます。リビングは、南に面したインナーバルコニーから光が注ぎ、開放感たっぷり。2階なので近隣からの視線も気になりません。思い思いのスタイルで思う存分くつろぐことができます。さらに、白い壁を背景に黒のスケルトン階段がオブジェのように引き立ち、スタイリッシュなアクセントとなっています。

3階は、2人のお子様の子ども部屋とご夫婦の寝室です。ご夫婦の寝室は、間接照明を効果的に使って落ち着きを演出。低い勾配天井になった部分を利用して、大容量のウォークインクローゼットを設けました。おかげで部屋はいつもすっきり。美しく整った空間で、毎日ゆったりとくつろぐことができます。息子さんの部屋は風水を考慮して東南に配置しました。白い壁にダークブラウンの床のシンプルなスタイル。娘さんの部屋はブルー系の個性的なクロスが特徴です。床はライトなカラーを選び、明るい雰囲気に仕上げました。