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地域社会への取り組み

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メッセージ

コミュニティの成長と豊かな社会づくりを。

トヨタホームはCSRの取り組みの一環として以下の方針に基づいて地域社会との共存を図ります。

Point.01
地域社会からの苦情ゼロへ

大気汚染・悪臭防止

大気汚染防止対策としては、乾燥炉等の燃焼排ガス中の窒素酸化物については低NOxバーナーの使用及び空燃比管理を行い、臭気については脱臭装置で悪臭成分を分解削減しています。排出状況については排気煙突からの排気ガスや敷地境界での臭気を定期的に測定し、排出基準に対して異常のないことを確認しています。

水質汚濁防止

水質汚濁防止対策としては、生活系排水と生産工程排水を排水処理場で基準値以下に浄化処理した後に公共河川に放流しています。社内での排水処理が困難な一部の濃厚廃液については、廃棄物として社外委託処理をしています。なお、処理水放流口でpH等を常時監視し、重金属などの排水基準項目を定期的に測定し、排水基準に対し異常のないことを確認しています。

騒音・振動防止

工場内で発生する騒音・振動について、事業所の敷地境界で測定し、基準内に収まっているか確認しています。

異常・苦情 未然防止

環境異常苦情未然防止活動の取り組みとして、オールトヨタ生産環境連絡会ワーキンググループでのテーマ毎の未然防止対策調査や他企業での異常事例の横展開等を行っています。又、緊急事態を想定した対応訓練や、環境リスクが高い施設の異常苦情未然防止対策を実施しています。毎年6月の環境月間には、納入車両等の油漏れ点検を抜き打ちで行い、油漏れの未然防止活動を実施しています。

  • 環境異常未然防止活動 納入車両油漏れ点検
  • 環境異常処置訓練

当社事業所の大気排出2022年度データ(大気汚染防止法、県条例、協定)

※設備名の横の( )内は基準O2濃度を示す
※春日井事業所のボイラーは、ばいじんの測定頻度が1回/5年のため、2022年度の測定は無し
※栃木事業所は法規制の対象となる乾燥炉が無いため、測定実績は無し
※山梨事業所は法改正(2022年10月1日施行)によりボイラーが法の規制対象外となったため、測定実績は無し

当社事業所の水質2022年度データ(水質汚濁防止法、県条例、協定)

※BDO、SSの規制値は「最大(日平均)」で表示
※単位はpHを除きmg/L。 但し、春日井事業所のCOD・全窒素・全リンの単位は総量規制値のkg/日
※記載のない項目は、すべて定量下限値以下(検出されない)
※栃木事業所と山梨事業所のCOD及び山梨事業所の全窒素・全リンは、排水基準の適用対象外

Point.02
美化活動への注力

環境コミュニケーション

事業所の環境保全の取り組み状況や環境データ等について定期的に所轄官庁への届出を行うと共に、情報交換を実施しています。東海地方の有力企業や行政が参画し「循環型経済社会」を目指す環境パートナーシップクラブ(EPOC)の会員企業となり、環境先進企業の視察を行ったり、意見交換等を実施しています。
また、環境月間行事の一環として、当社及び常駐協力会社の従業員による事業所周辺美化活動を実施しました。

  • 事業所周辺美化活動(春日井事業所)
  • 事業所周辺美化活動(栃木事業所)
  • 事業所周辺美化活動(山梨事業所)
  • 地域住民とのゴミ拾い活動(豊田市)

Point.03
化学物質管理

環境保全事前検討制度

環境保全事前検討制度により、塗料や接着剤などの使用前に、労働安全衛生法や環境法令などで規制されている地域環境及び作業環境上 有害な化学物質の含有について調査・確認し、その使用量低減や取り扱い作業上の適切な管理に努めています。

化学物質排出量届出

特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律のPRTR制度に基づき、年度毎の排出量・移動量を行政に届出しています(下図)。

当社事業所のPRTR制度届出対象物質2022年度データ

※単位:kg/年
※栃木事業所は対象物質の取扱量が届出の対象未満

Point.04
社会貢献

地域との共生・協調を目指して

トヨタホームは地域社会との共生・協調を目指し、様々な活動に取り組んでいます。その一例が小学校の社会科見学の受け入れや“出前授業”の実施、自然災害の被災地支援でのボランティア活動です。企業市民として地域とともに発展することを願っています。

  • 地元小学校の工場見学受け入れ
  • 小学校でユニバーサルデザインの授業を実施
  • 被災地の復旧を支援
  • 設計分野の人材育成を狙い、
    キルコス国際建築設計コンペティションに協賛