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開発者インタビュー

赤ちゃんを研究する専門家の知見で評価をしていただきました。

赤ちゃんが笑って大きくなれる環境を整えるためには、赤ちゃんを知ることが大切です。Smilism(スマイリズム)の開発にあたり、赤ちゃんのからだと心の発達について多くの助言をいただきました。

大西 Smilism(スマイリズム)開発の出発点は大人が暮らしやすい家づくりではなく、赤ちゃんの視点で「心身の発達にとって本当にいい家とは、どんな家だろう?」という問いかけでした。アップリカの製品づくりの基準「笑顔の理由8・3・8」に学ぶことがたくさんありました。

河﨑 アップリカの仕事は、育児情報と育児環境の両方を提供することだと思っています。「赤ちゃん医学」と「育児工学」に基づく私たちのものづくりの思想が、家という大きな育児環境で実現することは、赤ちゃんにとってすごく良いことだと思いますし、私たちのキーワードでもある「笑顔」を育む家ができるんじゃないかと、とても嬉しく思っています。 

大西 今回の開発にあたり、興味深いお考えをたくさん伺うことができました。そのひとつが小西先生から伺った「子どもは暗くて狭い所が好き」というお話です。

小西 家は大人の目線で、子どもが安全で心配のないように建てられます。赤ちゃんにとっては、明るく広々とした空間が必要だと考える方が多いでしょう。でも、実は赤ちゃんは、暗くて狭い場所が大好き。子どもの頃、押入れの中に入った瞬間の怖い気持ちが、いつのまにか安心感に変わるといった経験をお持ちの方もいらっしゃるのでは。暗さは想像力を育む環境でもあるのです。そんな「気持ちをリセットする場所」が家の中にあってもいいのではないかと思うのです。

大西 暗がりや狭い場所は、面白い可能性を持っているのですね。つぎに、三池先生から気づかせていただいたのは、住環境が睡眠と密接に結びついているということでした。

三池 睡眠に重要なのは、時間帯・量・質です。乳幼児期なら、夜7時から朝7時までの間に10時間、途中で起きることなくぐっすり眠ることが大切です。近年は睡眠障害の低年齢化が進んでいます。生まれ持った素質もありますが、生活環境や住環境が原因となることもあります。特に大人の夜型生活は、子どもの睡眠リズムに影響を与えます。夜にテレビやパソコンなどの強い光の中にいると、メラトニンという睡眠ホルモンの分泌が少なくなります。健やかな眠りのためには、夜の過ごし方や照明に工夫が必要です。

小西 しっかり眠らないと食欲も出ないので、からだが発達しない。免疫力もつかないから、アレルギー症状も出やすくなります。よく眠れば、アトピーの症状もかなり楽になると思います。

大西 今回お話を伺うまで、私自身、住環境と睡眠を結びつけて考えてはいませんでした。最後に志村先生からは、赤ちゃんの音環境と赤ちゃんが触れる色や光について教えていただきました。

志村 赤ちゃんは、大人よりはるかによく聞こえることを再認識してください。特に高い周波数の空調機器の音ははっきりと聞こえています。そのため赤ちゃんが正しく情報を聞きとるには、音が反響しない工夫が必要です。反響音が少ない空間は、会話音声の明瞭度が上がるので、情報だけでなくニュアンスや雰囲気、感情を伝えあうことができ、じっくりと人の話を聞く能力が発達します。また、赤ちゃんは色や光に対する感受性も大人よりはるかに高いので、多彩な色を体験させてあげたいものです。ベーシックな色調の空間に、クッションやおもちゃ、絵などで室内に色をちりばめたり、シーンに応じた照明で、多彩な色を見せるのは良いことです。しかし、多彩すぎは日常性を損なうため、良くありません。

小西 成長して個性が出てきたら、好みの色に変えさせてあげるのもいいですね。

大西 赤ちゃんのからだの未熟性を守り、心の発達を促す。そのために、アップリカの思想、先生方のさまざまな助言を受けてSmilismはできました。

河﨑 赤ちゃんのからだにいいことは、大人のからだにもやさしいと言えます。赤ちゃんの笑顔だけでなく家族全員が笑顔になれますね。

小西 人はみな、赤ちゃんから始まります。赤ちゃんと私たちはつながっているのです。今回、赤ちゃんの笑顔のために、研究者と企業との協働の重要さを改めて実感できました。

志村 赤ちゃんの視点で物事を考えると、実際に家づくりを計画されているお父さん、お母さんには、まだまだ気づいていただきたいことがたくさんあります。

大西 Smilismは、まだ完成形ではありません。今後も住む人のアイデアを活かしながら、家族の笑顔を育んでいけたらと考えています。

「からだの未熟性」に関するデータをご紹介

衝撃から守る 生後6ヶ月から10ヶ月頃に赤ちゃんはハイハイをするようになります。生後9ヶ月頃からは、それまでの周囲の環境に対する探索活動から、本格的な移動運動へと変わります。転んだり、起きたり、失敗を重ねながらも、不屈に挑む赤ちゃん。だんだん、頭を上げて、からだを浮かしたハイハイで新しい景色を楽しめるようになります。つかまり立ちも周囲にどんなつかめるものがあるかなど、そのときのまわりの状況に合わせて、赤ちゃんは“立っち”をしています。頭が重く、体型的にアンバランスな赤ちゃんの行動は予測不可能。脳が急速に発達するこの時期、転倒などまわりの環境にはやさしい配慮が必要です。

睡眠リズムを整える 朝の光を十分に浴びることで体内時計をリセット。夜暗くなってから、再び睡眠ホルモン「メラトニン」が分泌されると、眠気を感じるようになります。これが、睡眠リズムです。「メラトニン」は、光によって分泌が調節されるため、夜に強い照明の中にいるとその分泌量が減り、睡眠リズムを乱す原因になることもあります。また、赤ちゃんは生後4ヶ月頃から夜に集中して眠るようになりますが、この時期に睡眠リズムを身につけることが、その後の脳機能の成長、特にコミュニケーション機能の発達に影響を与えると言われています。早寝早起きを習慣づけ、乳幼児期には夜間10時間の夜間基本睡眠時間※を確保することが大切です。さらに、妊娠中のママの規則正しい生活も、赤ちゃんが睡眠リズムをつくるうえで重要です。

快適(体温調整)を保つ 赤ちゃんは放熱・発汗・保温といった体温調節機能が未熟。外界の温度変化の影響を受けやすく、月齢が小さい頃は安定した温度環境を保つことが重要です。エアコンは、同じ室内でも高さにより温度差が生じることがあるので、子どものいる高さへの配慮が必要です。おすわりができる頃になったら、自然をできるだけ取り入れ適度に汗をかかせるようにしてあげると良いでしょう。一方で赤ちゃんの皮膚は薄いため、乾燥しやすく刺激に敏感です。強い日差しは避け、汗をふいて清潔に保つことも大切です。さらに、室内環境がアレルギーの発生に影響を与えることがあるので、ホコリや花粉、大気汚染物質などにも注意が必要です。

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