地震大国日本で安心して暮らすためには、住まいの耐震性がとても重要です。トヨタホームが開発した強靭な構造体「パワースケルトン」と、独自の制震装置「T4システム」を組み合わせれば、大地震後も安心して長く住みつづけることが可能です。
トヨタホームの構造体「パワースケルトン」と制震装置「T4システム」の性能を実証するために行われた、実体実験。
一部の実験はTV・新聞などのマスコミや大学教授をはじめとする有職者に公開されました。
兵庫県南部地震(震度7)や、軟弱地盤を想定した予測東海地震(震度7)などのデータを忠実に再現し、余震を想定して計90回におよび加振を行いました。
うち17回は数百年に一度の大地震(震度6以上)の揺れを再現しましたが、構造体の損傷は一切なく、大地震の後でも安心して住み続けられる耐震性能が実証されました。
調査の結果は「構造体に損傷なし」。繰り返す大地震にも、建物そのものにはひずみも残らない高い耐震性能が今回の実験でも確認されました。これは、住まう家族を地震から守り、その後も住み続けられ、住まいの資産価値を損なわないということを意味してます。
制震は耐震の強さと相まって、建物の変形をさらに制する働きがあります。トヨタホームは、制震装置「T4システム」を強靭な構造体「パワースケルトン」に組み合わせることにより、地震時の軽微な内外装の損傷をより低減させることに成功しました。
※実際の変形幅は1.7cm程度です。
※震度6以上の地震波の場合の平均値
※震度6以上の地震波の場合の平均値
※T4は商品プランにより設置できない場合があります。
強靭な構造体「パワースケルトン」を採用するトヨタホームの家は、国が定めた住宅性能表示制度の最高ランク「等級3」の基準値を大きくクリアしています。
「耐震等級3」は、消防署など災害時の支援拠点となる建物の耐震性能に匹敵し、数百年に一度の確率で発生する大震災の1.5倍の地震力でも倒壊しない耐震性能を示します。
※1 耐震強度はプラン・仕様により異なります。
※2 建築基準法で求められている基準強度。(数百年に一度発生する地震にも倒壊しない。)
※3 建築基準法耐震強度の基準強度を1とした場合の強度倍率を計算したものです。
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優れた耐震性能を誇る構造体に理想的な制震装置をプラスできれば、さらなる強さを実現できる。そんな思いで開発されたのが「T4システム」です。自動車に用いられるショックアブソーバーを発想の原点に地震エネルギーを回転運動に変え、そのエネルギーをオイルが吸収して建物の変形量を約20%~70%軽減します。
T4システムを搭載する構造体「パワースケルトン」は、耐震性の最高ランク「等級3」※の基準値を大きく上回る強度を実現します。
高粘性シリコーンオイルが、地震力を吸収。
大地震の際にも、壁紙のしわ、切れなどの軽微な損傷も軽減します。
ゴム系のダンパーではなく、高粘性シリコーンオイルを装置に使用することで100年相当の耐久性を実現しています。
間仕切りへの装置の設置が不要で、1階の外壁のみの設置で済むため、リフォームにも柔軟に対応可能です。