閉鎖的で暗かったダイニングキッチンも、間仕切り壁を取り、リビングと一体化させたことで、明るく広々とした空間へと生まれ変わりました。可変性に優れたトヨタホームの家だから実現できる大空間です。

徹底的に家全体のバリアフリーにこだわられたK様の要望に応えるため、フルフラット設計を基本にリフォームデザインを考えました。居室間にある引き戸は全てフラットレールを採用し、極力段差を小さくする配慮をしました。

折れ戸で段差もあった浴室の入り口。脚を骨折してから出入りに難を感じていました。将来的に車いすを使うことも想定し、引き戸を採用。最新のユニットバスは断熱性も高いので、入浴時のヒンヤリ感も緩和。入浴事故防止につながります。

傷みの激しかった木製ドアの開き戸は、アルミの引き戸へ交換。杖をついたままでも、開閉がラクと喜ばれています。玄関まわりのボーダータイルはデザイン性もよく、汚れにくいのがメリットです。

おしゃれが大好きなお母様。以前の下駄箱は小さく、お持ちの靴が全てしまえずお困りでした。リフォームにより大型の玄関収納を造作。隣には姿見を設け、お出かけ前の身だしなみチェックもばっちりです。

バリアフリーによる機能性の向上だけでなく、デザイン性の向上も大きなリフォームポイント。和を感じるものがお好きなお母様の要望に沿い、木目調で格子を連想させる商品を採用しました。