台所とお母さまの寝室を、LDKに間取り変更。回り廊下も含めリフォームしたため、約22帖という大空間に。北側に面しているため、暗くならないよう明るいトーンの設備・内装材を選択。床・窓断熱により、年中室内温度も快適。リビング窓からは柔らかい自然光がたっぷり入り、美しい庭を眺めることができます。

北欧風インテリアを目指し、ナチュラルカラーや淡色でまとめたLDKは、友人からも「すごく変わったね」「おしゃれになったね」と好評。和室の押入れだった収納も建具を交換し、インテリアに馴染ませています。回り廊下の天井にあった太い梁は、空間のアクセントとして残しました。

壁に面したI型キッチンから、念願の対面カウンターキッチンへ。家族が食卓に集まっていても、自分だけ背中を向けている不満も解消されました。キッチン自体がコンパクトになったことで、モノが減り、家事動線も短縮され、スムーズ。廊下とダイニングの入口は、敷居を撤去しバリアフリーにして安全にも配慮しました。

出入口の段差や浴槽のマタギも高く、ご高齢のご両親にとって使いづらかった浴室。冷たいタイル貼りのお風呂から断熱性能の高いユニットバスへ変更し、入浴感も向上し、お手入れがとっても楽に。換気のため、出窓を残しました。

広さは充分あったものの、収納が少なく、板張りゆえ湿気がこもりやすかった脱衣室。広さを活用し、収納たっぷりの洗面化粧台を設置しました。床材も変え、水はけも向上。引き戸をつけてプライバシーも確保されています。

元々屋外に洗濯機が設置されていたN様邸。家事動線に難を感じていました。リフォームにより洗面台を洗面室に移動させたことで、洗濯機置き場が確保出来、最新の洗濯機にしたことにより、家事も楽になりました。

築32年の木造住宅をリフォームにより、柱や壁位置が変わることで耐震性に不安を感じていたＮ様ですが、工事前に耐震診断を行い、和室の出入口だった場所など必要な場所に耐震壁を設置。地震への備えもしっかり考えられています。