様々なビジネスを展開するトヨタホームでは、分譲マンションや賃貸マンションの事業も推進しています。そのなかで、私の主な役割はマンション建設に適した土地を仕入れること。まずは、土地の仲介業者と信頼関係を築くことからスタート。仲介業者とのパイプの強さが非常に重要になってくるので、何度も足を運んで、選りすぐりの土地情報を仕入れます。その後、実際に現地に足を運び、例えば駅やコンビニまでの距離や近隣の商業施設、小中学校といった周辺環境を調べて、どれくらいの金額だったら売れそうか。そういった様々な視点からシミュレーションを行い、土地の評価をしていきます。
一棟マンション用の土地を購入する場合もあれば、街づくりのために大規模エリアを買い占めるケースもあります。その場合は、商業施設を誘致したり、戸建てとマンションを併設させたり、様々な活用方法が生まれていきます。自分が仕入れた土地から、大きく広がる未来。新しい街や暮らしが生まれることを想像するとワクワクしますね。

トヨタホームのマンション事業を加速させていくために武器となるのは、戸建事業で培った家づくりのノウハウです。耐震性といった安心・安全の品質はもちろんのこと、誰もが暮らしやすい間取りなど、マンション開発でも随所に注文住宅のノウハウを活かせる領域があります。今の世の中は「タワマン」と呼ばれるように「高層であること」がステータスの一つになっていますが、トヨタホームはあくまで住性能にこだわり、品質の高さを最重要テーマとして置いています。
そのこだわりが多くのお客様に評価され、この数年で次々と新しいトヨタホーム㈱のマンションが建築されています。この流れがさらに加速し、私たちのマンション事業がさらに広がっていくのが楽しみですね。

トヨタホームの魅力の一つに、一人ひとりの生き方に合わせた働き方ができる環境があると思います。皆さんの中には「大手企業」と聞くと「融通が効かない」と思われる方がいるかもしれませんが、私たちの会社は規模感の割に働き方が柔軟だと感じています。例えば、フレックスタイム制度や在宅勤務制度、時短勤務など、一人ひとりのライフステージに合った働き方を選ぶことも可能です。
さらには、上司や同僚といった職場の理解もあるため、結婚や出産をしても、ほとんどの方が復帰されていて、長く働いている社員が多いように感じますね。安定した職場があるからこそ、あらゆることに挑戦できる。私自身も、一つのロールモデルになれるように、着実に歩んでいきたいと思っています。
（所属部署や原稿は取材当時の内容となります）