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更新日:2026.07.28

吹き抜けで後悔した人が続出?よくある失敗7選と対策を解説

吹き抜けのどんな点に後悔しやすい?その対策方法も解説

注文住宅で吹き抜けを作ろうと検討している人の中には、「作って後悔した」というネットの口コミを見て、躊躇している人もいるでしょう。吹き抜けはメリットが多い一方、確かにデメリットもあります。作る前にデメリットについてしっかり押さえておかないと、住み始めてから「こんなはずじゃなかった…」と後悔する人もいます。

この記事では、実際に吹き抜けを作った人が後悔しやすい点やその対処方法について解説します。失敗例や対処法を押さえて、理想の注文住宅づくりを成功させましょう。

<このような方におすすめ>

・吹き抜けを作りたいけど「後悔した」という口コミが気になって踏み切れない方

・光熱費が上がる・音が響くといったデメリットを対策できるか知りたい方

・吹き抜けを検討中で、設計段階で押さえておくべき失敗しないポイントが知りたい方

<この記事のまとめ>

・吹き抜けの後悔の多くは冷暖房効率・音・においの3点で、断熱強化とシーリングファン・換気計画を設計段階で組み込むことで大部分が対策できる

・高窓や照明など手が届かない場所のメンテナンスは昇降式照明・電動窓を選ぶことで負担を大幅に減らせる

・2階の床面積が減る問題はスキップフロアや収納計画でカバーでき、耐震への影響は構造から選ぶことで解決できる

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吹き抜けを採用するメリット

まずはおさらい!吹き抜けのメリットとは?

まずは、吹き抜けのメリットについておさらいしておきましょう。

開放感と採光で、空間が実際より広く見える

吹き抜けを作ると、1階と2階がつながり高さ(立体感)ができるため、開放的な空間になりやすい特徴があります。外とのつながりを感じやすい大開口の窓との相性がよく、リビングといった大きなスペースに合わせて作ると、垂直方向にも視野が抜けてより広々とした空間になります。これは、特に狭小住宅で有効な方法です。

高い位置の窓で採光・通風を効率よく確保できる

吹き抜けの天井部分にトップライト、壁部分にハイサイドライトを設けると、1階部分にも日差しが届き、家全体が明るくなります。さらに、1階から2階へと上下階で風が通りやすくなり、風通しのいい家を作ることができます。住宅密集地や狭小住宅でも日当たりや風通しを確保できるので、吹き抜けを上手に活用しましょう。

家族とコミュニケーションがしやすい

家族とコミュニケーションがしやすい

1階と2階が緩やかにつながっているため、1階からも2階の家族に声をかけやすくなります。もし部屋に子どもがこもってしまったとしても、気配を感じられるので安心です。

さらに吹き抜けにリビング階段を加えると、2階へ行くたびに必ずリビングを通るため、家族が自然と顔を合わせる機会が増えます。「行ってきます」「ただいま」の声が届く、家族のコミュニケーションがとりやすい空間になるでしょう。

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デザイン性が高く、おしゃれな空間をつくれる

吹き抜けを採用する大きなメリットは、デザイン性が高くおしゃれな空間を演出できる点です。吹き抜けならではの高さを活かせば、一般的な天井高では難しいダイナミックな空間演出が可能になります。以下は、吹き抜けのデザイン性を高める主な要素です。

【照明】

大型ペンダントライトや、梁に設置したスポットライトで自由な光の配置を楽しむ

【化粧梁(見せ梁)】

あえて梁を見せることで、温かみや高級感をプラス

【シーリングファン】

冷暖房効率を上げる実用性を兼ね備えた、インテリアの主役となるアクセントに

さらに、スケルトン階段や板張り天井、アクセントクロスなどを組み合わせることで、まるでモデルハウスのような洗練された住まいが実現します。

吹き抜けで後悔しやすいポイントと対策【7選】

ここからは、実際に吹き抜けを作った人が後悔しがちな点について紹介します。あわせてその対策方法についても解説するので、吹き抜けを取り入れる際の参考にしてください。

冷暖房効率が下がり、光熱費が増えやすい

吹き抜けを作ると1階と2階がつながるため、冷暖房の効率が下がってしまいます。暖かい空気は上昇し、冷たい空気は下降する性質があるためです。冬は、1階で暖房をつけるとその暖かい空気が2階へ上がり、2階の冷たい空気が1階へと下がるため、1階が寒くなりがちです。冷暖房の稼働時間が延びる分、光熱費の増加にもつながります。

【対策】断熱・気密性能の強化+シーリングファン・全館空調の導入

シーリングファンを吹き抜けの天井部分に設置すると、1階と2階の空気を循環させ、上下階の室温を均一に保つことができます。さらに有効なのが、全館空調を採用することです。全館空調であれば、家の中の温度差を小さくしやすく、吹き抜けによる温度ムラの軽減が期待できます。また、1階の冷えをより解消したいなら、床暖房がおすすめです。

あわせて、高気密・高断熱の家にすると外気の影響を受けにくくなり、暖房で温めた空気も逃げにくくなります。住み始めてからの対策には限界があるため、設計時点で検討しておきましょう。 

1階の音が2階に響いてうるさい

家族の気配を感じられるということは、反対に1階や2階の音が互いに伝わりやすいということです。1階での話し声やテレビの音などがうるさく、2階で勉強している子どもの邪魔になることも考えられます。「寝ていても1階のテレビの音が気になって眠れない…」といったケースもあるため、部屋の配置については十分に検討する必要があります。特に、吹き抜けにプラスしてリビング階段にすると、より音が響きやすくなるため注意しましょう。

【対策】階段部分や2階の居室の防音性を高める

例えば2階部分の吹き抜けに腰壁を設置するだけでも、音が響きにくくなります。リビング階段でアイアンの手すりにした場合は、より音が響きやすくなるため、素材についても検討しておくとよいでしょう。また、吹き抜けの隣に寝室を作らないといった間取りの工夫も有効です。より防音対策をしっかりしたいなら、居室の必要な部分の壁を防音にする対策も検討してみましょう。

料理のニオイが2階で気になる

音と同じようにニオイも高いところに向かって流れやすく、2階にいても料理のニオイが気になることがあります。例えば、キッチンで魚を焼いたり油を使って料理をしたりすると、そのニオイが2階にまで届きます。「ダイニングで焼き肉したら、2階の部屋にあった洋服やベッドにニオイがついた…」なんてこともあるかもしれません。

【対策】開閉式の窓を設置し、キッチンの配置と換気計画を見直す

対策として、吹き抜け上部に開閉可能なトップライトやハイサイドライトを設置しておくと、自然換気を促しやすくなります。窓には、ガラスが開閉できないFIX窓と、開閉可能な窓があります。採光を重視する場合は故障リスクが少なく気密性も確保しやすいFIX窓が適していますが、通風や換気も考慮するなら開閉式を選ぶとよいでしょう。開閉式には手動・電動タイプがあるため、設置する高さや使い勝手に合わせて選ぶことが大切です。

また、吹き抜け部分を生地で覆う「天幕カーテン」を設置すると、必要に応じて吹き抜け空間をゆるやかに仕切ることができます。空気の流れを調整しやすくなるため、ニオイの拡散を軽減する効果が期待できるほか、冷暖房効率の向上にも役立ちます。操作方法にはバトン式・紐引き式・ハンドル式・電動式などがあり、設置場所や使い勝手に応じて選択できます。

さらに、設計段階でキッチンの配置も見直しておく必要があります。ニオイの発生源はコンロ周辺に集中しているため、コンロを壁側に設置したり、キッチンを半個室のセパレート型にしたりすることで、ニオイが吹き抜けを通じて2階へ広がるのを防げます。あわせて、吸引力の高いレンジフードを採用すれば、室内にニオイが残りにくくなるため、セットでの検討がおすすめです。

日差しが強すぎて夏に室温が上がりやすい

吹き抜けは開放的な反面、高い位置に設けた大きな窓から強い日差しが入り、夏場に室温が上がりやすいというデメリットがあります。直射日光の熱が壁や床に蓄積されることで、室内の温度は一気に上昇します。冷気は下にたまる性質があるため1階の冷房が効いていても2階は特に暑くなりやすく、結果として冷房効率が低下し光熱費の増加を招くでしょう。

また窓の方角にも注意が必要です。特に西側に窓を配置してしまうと、強烈な西日によって夕方以降も室温が下がりにくくなるため、設計時の遮熱対策が欠かせません。

【対策】遮熱ガラスやカーテン・ブラインドで日射をコントロールする

吹き抜けの暑さ対策には、窓まわりの遮熱と空気の循環が効果的です。まず、窓ガラスに遮熱・断熱性能が高い「Low-E複層ガラス」を採用すれば、明るさを保ちつつ太陽熱を大幅にカットできます。

新築時なら、夏の強い日差しを遮る深い軒や庇の設置や、室内に熱を入れない「アウターシェード」の導入が内側のカーテンより遮熱効果が高くおすすめです。

室内側では、日差しの強い時間帯にロールスクリーンなどを閉めて対策します。さらに、シーリングファンを夏モード(下向き)で回せば、上部の熱気が循環して体感温度を下げられます。

照明・窓の掃除やメンテナンスが大変

吹き抜け部分の掃除や、電球交換に手間取る可能性があります。吹き抜けの天井は高い位置にあるため、メンテナンスしにくいものですが、放置すると見た目が損なわれるだけでなく、換気効率の低下にもつながります。窓や窓枠、シーリングファンなどにたまったほこりなどの定期的な掃除が必要です。

また、照明を天井部分に設置していると、そのメンテナンスや電球の交換といった作業もあります。高所作業は転落リスクを伴い、年齢を重ねるほど危険度が増すため、どうやってメンテナンスをするか考えておきましょう。

【対策】昇降式照明・電動窓を選び、設計段階からメンテナンス動線を考える

吹き抜けのメンテナンスは、高所専用の掃除グッズを利用します。柄が伸びるモップなどがあるため、高さに合ったものを選ぶと掃除が簡単です。ただし照明の電球交換は、簡単に手が届かないため難しいケースもあります。電球を高寿命なLED型にしたり、照明器具自体をメンテナンスしやすいものにしたりするとよいでしょう。

吹き抜け空間のメンテナンス性を高めるには、設計段階での工夫が欠かせません。高い位置にある電球交換や窓掃除の手間を減らすため、「昇降式照明」や「電動開閉窓」を採用するのも、高所メンテナンス対策として有効です。手元まで照明を降ろしたり、スイッチ一つで窓を開閉できたりするため、日々の負担を大幅に軽減できます。

また、キャットウォーク(高所用の足場通路)の設置や、2階ホールからの掃除動線をあらかじめ間取りに組み込んでおくことも重要です。足場が確保されていれば、大掛かりな業者依頼や危険な高所作業を減らし、自分でお手入れしやすくなります。

それでも難しい場合は、業者にメンテナンスや交換を依頼しましょう。高所作業は高齢になればなるほど危険が伴うため、専門業者に依頼するほうが安心です。専門業者への依頼は年1〜2回を目安にするとよいでしょう。

2階の床面積が減り、部屋数や収納が不足しやすい

吹き抜けは1階の天井と2階の床を取り払う構造のため、2階の居室や収納に使えるスペースがどうしても減ってしまいます。吹き抜けの大きさによっては、2階の床面積が数帖から一部屋分程度減少することがあり、延床面積30坪前後の住宅では特に大きく影響し、「子ども部屋や収納が足りない」「将来子どもが増えたときに部屋が作れない」といった後悔につながりかねません。

このような失敗を防ぐには、子どもの成長や在宅ワークの増加などといった将来の家族構成・ライフスタイルの変化を見据え、綿密な間取り計画を立てる必要があります。

【対策】スキップフロアや収納計画で面積減をカバーする

床面積の減少を防ぐには、まず「開放感」と「部屋数」の優先順位を整理し、吹き抜けを必要最小限のサイズに抑えるのが基本です。

例えば、吹き抜けにスキップフロアを組み合わせれば、縦の広がりを保ちつつ、書斎や子どもの勉強スペースとなる床面積を補えます。収納不足に対しては、ロフトや小屋裏収納で2階の居室を削らずに容量を確保するほか、階段下や壁面などのデッドスペースを徹底活用する設計が有効です。

また、将来的に床を張って部屋へ転用できる設計にしておけば、家族構成の変化にも柔軟に対応できます。ただし構造計算が関わるため、必ず設計段階から依頼先に相談しておきましょう。

建築コストが上がりやすい

吹き抜けは「2階の床を省く分だけ建築費が安くなる」と思われがちですが、実際にはコストが高くなるケースも少なくありません。

主な理由としては、高所施工に伴う足場の設置や施工の手間に加え、大型窓やシーリングファンなど吹き抜けならではの設備費がかかるためです。また、間取りや構造によっては、十分な強度を確保するための構造計画が必要になることもあります。

さらに、吹き抜けは空間が広くなるため、住宅性能によっては冷暖房費が増加する場合があります。高所に設置した窓や照明、シーリングファンの清掃・点検など、将来的なメンテナンス費用も考慮しながら計画することが大切です。

【対策】吹き抜けの規模・窓の数を絞り、コストを計画的に管理する

建築コストや将来の光熱費を抑える最大の対策は、吹き抜けのサイズを必要最小限に留めることです。

窓を大きくしたり数を増やしたりするほど費用がかさみ、冷暖房効率も落ちるため、採光に必要な箇所を厳選しましょう。照明器具は高価なペンダントライト等を避け、シンプルなLEDを基本にするのがコスト削減のコツです。

また、リビングではなく玄関や階段部分に限定して吹き抜けを作るだけでも、コストを抑えつつ開放感を演出できます。さらに、長期的な光熱費を抑えるためにも、高気密・高断熱な住宅性能とのセット検討が欠かせません。

なお、会社ごとに坪単価の扱い方や算出方法が異なるため、見積もりの内訳まで確認しておくことが重要です。

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吹き抜けで後悔しないために設計段階で押さえたい3つのポイント

吹き抜けを作る際に気を付けるべきポイント

吹き抜けを作る際に、つい忘れてしまいがちなポイントについて押さえておきましょう。

安全対策|吹き抜け周辺に転落防止の手すりやフェンスを設ける

開放感があるため、「吹き抜け+スケルトン階段」という間取りにするケースはたくさんあります。スケルトン階段で手すり部分をアイアンにすると、よりおしゃれに仕上がります。しかし、小さなお子さんが手すりの隙間から落ちてしまう危険性もあります。透明な強化ガラスやアクリル板などを取り付けて、落下防止の対策を講じましょう。

またスケルトン階段は蹴込板がないため、踏板の間から足を滑らせるおそれもあります。特に小さなお子さんだと、すっぽりはまり込んでしまうかもしれません。踏板には滑り止めを取り付けておくなど、施工業者と入念に話し合っておくことが大切です。

耐震対策|構造への影響を考慮したハウスメーカー・工法を選ぶ

吹き抜けを設けると、2階の床や壁の配置に制約が生じるため、一般的な間取りに比べて構造計画の重要性が高まります。地震の揺れは壁だけでなく床も受け持つため、吹き抜けの大きさや位置によっては、耐震性に配慮した設計が必要です。

ただし、吹き抜けがあるからといって耐震性が低くなるわけではありません。木造・鉄骨造を問わず、適切な構造計算に基づいて設計することで、十分な耐震性能を確保できます。そのため、吹き抜けの施工実績が豊富で、構造面まで考慮した提案ができるハウスメーカーや工務店を選ぶことが大切です。

また、鉄骨造は柱や壁の制約を受けにくく、大空間や大開口を実現しやすいことから、吹き抜けとの相性が良い構造の一つとされています。開放感のある吹き抜けを取り入れながら耐震性にも配慮した住まいを実現したい場合は、構造技術や施工実績も確認しながら依頼先を検討するとよいでしょう。

大開口窓のあるリビングで明るく開放的に!メリット・デメリット、注意点も解説について詳しくはこちら

間取り計画|設置場所(リビング・玄関・階段)の特性を理解して決める

どこに吹き抜けを設けるかで「後悔」のポイントは大きく変わります。家族のライフスタイルや、実際の土地・住まいの広さに合わせて最適な場所を慎重に選びましょう。

【リビング吹き抜け】

最も定番であり、圧倒的な開放感や採光、家族のコミュニケーションを活性化させる効果が期待できます。

一方で、生活の中心ゆえに、音・におい・冷暖房効率への影響も大きくなりがちです。特にキッチンが隣接する間取りでは、料理のにおいが2階へ広がりやすくなるため、換気計画やキッチンの配置を慎重に検討する必要があります。

【玄関吹き抜け】

リビングなどの居住スペースを削ることなく、開放感を演出できるのが魅力です。生活空間と離れているため、音やにおいの影響が比較的少ないというメリットもあります。隣家が近い都市部でも高窓(ハイサイドライト)から効率よく光を取り込め、来客時の印象も格段にアップします。

ただし、外気が入り込みやすい場所でもあるため、断熱・気密性能を十分に高めておくことが後悔を防ぐポイントです。

【階段吹き抜け】

リビングや玄関と比べ、居室面積(床面積)への影響を最も小さく抑えられるのが特徴です。

スケルトンタイプのリビング階段と組み合わせれば、視線が抜けて優れたインテリアのアクセントになりますが、リビング吹き抜けと同様に音やにおいが2階に伝わりやすくなることに注意が必要です。

吹き抜けの後悔を防ぐ家づくりなら、トヨタホームにご相談ください

開放感がありおしゃれな吹き抜けには、確かにデメリットもあります。しかし細やかな配慮によって、対策を講じることは可能です。トヨタホームは吹き抜けの施工実績も豊富で、独自の鉄骨ラーメン構造など耐震性が高い家づくりに定評があります。吹き抜けを作っても構造の強さを損なわず、安心な住まいづくりを実現できるでしょう。

どのような構造か気になる方は、まずカタログ請求をご利用ください。さらに、実物を確かめたい人はお近くのモデルハウスに、ぜひお越しください。

【全国のトヨタホーム展示場を探す】
https://www.toyotahome.co.jp/s/tenjijo/?ad_cd=hometag
【カタログ請求はこちら】
https://www.toyotahome.co.jp/s/catalog/?ad_cd=hometag

トヨタホームの吹き抜けのある注文住宅の実例はこちら

吹き抜けで後悔しやすいことに関するよくある質問

吹き抜けはなぜ人気があるのですか?

吹き抜けが人気の理由は、開放感・明るさ・家族とのつながりやすさの3つです。1階と2階がつながることで実際の床面積以上の広がりを感じられ、高い位置の窓から自然光をたっぷり取り込めるため、住宅密集地でも明るいリビングを実現できます。

また、上下階で声をかけやすく家族の気配を感じられる点や、大型のペンダントライトや化粧梁を活かせるデザイン性の高さも支持されています。

吹き抜けで多い失敗例と、やめておけばよかったと感じるケースは?

吹き抜けで多い失敗例は、冬に暖気が2階へ逃げて1階が寒くなり光熱費が増える、テレビの音や料理のにおいが2階まで伝わる、高い位置の窓や照明の掃除・電球交換に手間がかかる、の3つです。

断熱・気密性能の強化、シーリングファンや全館空調の導入、キッチンの配置や換気計画の工夫によって、いずれも設計段階で対策できます。

吹き抜けの窓や照明はどのように掃除・交換しますか?

吹き抜けの高い位置にある窓、照明、梁、シーリングファンは、通常の掃除道具では手が届かない場合があります。設置場所によっては、専門業者への依頼が必要です。

後悔するのを防ぐためには、長寿命の照明を選ぶ、電動昇降式の照明を採用する、キャットウォークや掃除用の足場を設けるなど、設計段階からメンテナンス方法を決めておくことが重要です。

将来、吹き抜けを塞いで部屋にできますか?

建物の構造によっては、吹き抜け部分に床を追加し、部屋や収納スペースとして利用できる場合があります。ただし、梁や柱、配線、空調設備の位置によっては、工事が難しいケースや大がかりな補強が必要になるケースがあります。

将来的な家族構成の変化を想定している場合は、床を追加できる構造かどうかを設計時に確認しておくと安心です。

吹き抜けを採用しないほうがよいのはどのような人ですか?

部屋数や収納スペースをできるだけ多く確保したい方、生活音に敏感な方、高所の掃除やメンテナンスに負担をかけたくない方は、吹き抜けを慎重に検討したほうがよいでしょう。

吹き抜けを作らなくても、高天井や高窓、スキップフロア、ガラス扉などを取り入れることで、明るさや開放感を演出できます。希望する部屋数や暮らし方を優先し、吹き抜け以外の間取りも比較することが大切です。

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