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更新日:2026.06.20

吹き抜けのある玄関のメリット・デメリット|注意点と間取りアイデアも紹介

吹き抜けのある玄関のメリット・デメリットは?玄関をおしゃれにするアイデアも紹介

玄関は家を訪れた人が最初に踏み入れる空間であり、玄関の雰囲気が家の印象を決めるといっても過言ではありません。注文住宅を検討している人の中には、おしゃれな玄関ホールに憧れている人も多いのではないでしょうか。

玄関をおしゃれにしてくれるのが「吹き抜け」です。吹き抜けというとリビングのイメージがありますが、玄関に取り入れることで明るく開放的な空間を演出できます。しかし、メリットだけでなくデメリットも押さえておかないと、いざ暮らし始めてから後悔することもあるでしょう。

この記事では「玄関を明るく開放的な空間に仕上げたい」「おしゃれでゴージャスな雰囲気の玄関にしたい」という人向けに、吹き抜けのある玄関のメリット・デメリットとおしゃれに仕上げるための設計時の注意点を解説します。

トヨタホームが手がけた建築実例も紹介するので、憧れの吹き抜けがある玄関ホールのイメージをつかんでみましょう。

<本記事はこんな人におすすめ>

吹き抜け玄関にするとどうなの?メリットデメリットを知りたい方

・玄関に吹き抜けを付けるときのポイントは?注意点を知りたい方

・実際の吹き抜け実例は?実例でイメージをつかんで活かしたい方

<本記事でわかること>

・吹き抜け玄関にするメリットは、奥行きが出たり採光が取れたりすることが挙げられる

・吹き抜け玄関にするデメリットは、部屋の温度が下がりやすい点や2階の居住スペースが減ること、メンテナンスの手間などがある

・スケルトン階段や中庭、ペンダントライトは吹き抜け玄関をおしゃれにするアイデアである

吹き抜け玄関にするメリット

玄関に吹き抜けをつくると、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは4つのメリットを解説します。

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開放的で広く感じる空間になる

玄関に吹き抜けを設ける1つ目のメリットは、吹き抜けで縦方向に空間の広がりをつくることで開放感が生まれる点です。物理的に空間が広がるのに加え、訪れた人の視線が高い天井へ向かうため、視覚的な抜けを生み出して広さを印象付けられます。

「家の顔」である玄関にゆとりが生まれれば、家全体が余裕のある印象になるでしょう。

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高い位置から採光することで明るくなる

日当たりの悪い場所や狭い場所に玄関を設置しなければならない場合、高い位置からの採光を確保できるというのも玄関吹き抜けを設ける大きなメリットになります。日当たりが悪くても高いところにある窓から自然光が入ってくるので、照明をつけなくても明るい玄関を実現できるでしょう。

また空間が明るくなることで、視覚効果によりますます広さを感じやすくなるのもポイントです。縦空間の広がりがもたらす開放感も相まって、広々とした玄関を演出できます。

吹き抜け窓のデザイン性を高めるポイント!建築実例や注意点も解説について詳しくはこちら

風通しが良くなる

玄関の吹き抜けに小窓を設置すると玄関が風の入口となり、家全体に風の通り道ができます。吹き抜け玄関の小窓によって、家全体の風通しが良くなります。

玄関は砂やホコリ、靴のニオイなどが溜まりやすいにもかかわらず、一般的に換気が難しい場所です。吹き抜けの小窓を開ければ玄関のこもった空気が上方へ抜け、効率的に換気ができるでしょう。

窓を増やすと防犯面が心配になりますが、高いところの窓なら開けっぱなしでも防犯性を確保できます。

玄関のデザイン性が高まる

玄関に吹き抜けを設けると、空間デザインの幅が広がってデザイン性が高まるというメリットもあります。例えば、吹き抜け部分におしゃれなペンダントライトを設置したり、正面にスケルトン階段を設置して視界の抜けを確保したりといった具合です。

通常の玄関はスペースが限られているので、効率性を重視したデザイン性に乏しい空間になりがちです。吹き抜けによって内装にこだわりをプラスできれば、家をよりおしゃれに見せられます。吹き抜け玄関と相性の良い間取りアイデアは、あとの章であらためて紹介します。

吹き抜け玄関にするデメリット

玄関に吹き抜けをつくることは、メリットばかりではありません。以下で紹介するデメリットも踏まえて、吹き抜けを設置するかどうか総合的に判断する必要があります。

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吹き抜けとつながっている部屋の温度が下がりやすい

玄関に吹き抜けを設けると、吹き抜けを通してつながっている部屋の温度に影響が出やすい点もデメリットです。

玄関は出入りのたびに開け閉めするため、外気が室内に入りやすい空間といえます。おまけに全館空調でない限り、玄関には冷暖房を設けないケースが多いので、そもそも室温が外気温に左右されやすいのです。

冬場は玄関を開けたときに入ってきた冷気が吹き抜けを通じて居室に回ってしまい、部屋の温度が下がりやすくなります。反対に夏場は外の熱気が玄関に入ってくるので、吹き抜けにつながっている部屋の温度が上がりやすくなるでしょう。冷暖房効率が低下し、夏場や冬場の光熱費が高くなることも考えられます。

2階の居住スペースが減る

これは玄関の吹き抜けに限った話ではないですが、吹き抜けで縦の空間をつなげると必然的に上の階の床面積が圧迫されます。単にスペースが少なくなるだけでなく、吹き抜けによって間取りに制約が生じる場合もあるでしょう。

視覚的な広がりを確保するために、必要な居住スペースを削ってしまっては本末転倒といえます。面積に余裕がある家であればそれほど問題はありませんが、都市部の狭小住宅で吹き抜けを取り入れたい場合は十分な検討が必要です。

高い位置のメンテナンスに手間がかかる

玄関に吹き抜けを設けると高い位置に窓や照明を設置することになるため、窓の掃除や電球の交換などのメンテナンスに手間がかかってしまいます。自分の手が届く範囲であれば自力で対応可能ですが、脚立を使っても届かないような場所は業者に依頼するほかありません。吹き抜けを設置する際は、メンテナンス費用がかかる可能性も考慮しておきましょう。

玄関に吹き抜けをつくる際の注意点

吹き抜けのある玄関は開放感や採光性に優れていますが、間取りや設備計画によっては暮らしにくさを感じることもあります。快適な住まいを実現するためには、見た目のデザインだけでなく、プライバシーや照明計画、断熱性能などにも配慮することが大切です。

ここからは、玄関に吹き抜けを設ける際に押さえておきたい注意点を見ていきましょう。 

玄関から見える空間まで意識する

玄関に吹き抜けを設ける際は、開放感だけでなく玄関から見える範囲にも注意しましょう。吹き抜けによって視線が抜けると空間が広く感じられる一方で、間取りによっては玄関からリビングや階段、2階の居室付近まで見えてしまう場合があります。

来客時に生活感が伝わりやすくなるだけでなく、防犯面やプライバシーの観点からも好ましくありません。

そのため、吹き抜けと家族の個室を離したり、階段や廊下の配置を工夫したりして、玄関から直接プライベート空間が見えないよう計画することが重要です。視線を遮る壁や格子を取り入れれば、開放感を保ちながらも適度なプライバシーを確保できます。

照明の明るさや位置に注意する

吹き抜け玄関では、照明の配置や明るさを慎重に検討することが必要です。吹き抜けは天井が高いため、天井に照明を設置すると電球交換や掃除が難しくなり、メンテナンスの負担が大きくなります。

そのため、ブラケットライトや間接照明など、壁面を活用した照明計画を取り入れるのがおすすめです。長寿命のLED照明を選べば、交換頻度を減らせます。

さらに、玄関部分だけを明るくし過ぎないこともポイントです。スポットライトを低い位置に集中させると、玄関だけが不自然に明るくなり、吹き抜け空間全体とのバランスが崩れてしまいます。

メイン照明と間接照明を組み合わせながら、吹き抜け全体がやわらかく明るくなるよう計画すると、心地良い空間を演出できるでしょう。

機密性・断熱性の性能にも注意する

吹き抜け玄関を快適に活用するためには、住宅の気密性・断熱性にもこだわることが大切です。吹き抜けは上下階がつながる構造のため、暖かい空気が上へ逃げやすく、冬場は1階の玄関付近が寒くなりやすい傾向があります。

さらに大きな窓を設置して採光を確保する場合、窓からの熱の出入りによって室温が変化しやすくなることもあります。

このような問題を軽減するためには、高気密・高断熱仕様の住宅を選ぶことが効果的です。断熱性能の高いサッシや複層ガラスを採用するほか、玄関周辺の壁や天井に十分な断熱材を施工することで、外気の影響を受けにくくなります。

断熱性能は住み始めてから大きく改善することが難しいため、設計段階からしっかり検討しておきましょう。

吹き抜け玄関をおしゃれにする間取りアイデア

吹き抜けを設けた明るく開放的な玄関は、アイデア次第でさらにおしゃれな空間にすることが可能です。ここでは吹き抜け玄関をよりおしゃれにする間取りアイデアを紹介します。以下のアイデアを参考にして、家の雰囲気を象徴するような吹き抜け玄関を目指してみてはいかがでしょうか。

素材や形状にこだわった「スケルトン階段」

素材や形状にこだわった「スケルトン階段」

帰ってきてからの動線を考慮して、玄関に階段を設けるケースも多いことでしょう。吹き抜け玄関に設置する階段はオープン型のスケルトン階段を選ぶのがおすすめです。蹴込み板がないスケルトン階段は視界を遮らないため、吹き抜けが生み出す明るさや開放感を最大限に活かすことができます。

スケルトン階段は素材や形状などにこだわったデザイン性の高いものも多く、設置することで「家の顔」に独自性のあるアクセントをつけられます。

リビング階段×吹き抜けの家はおしゃれで快適!メリット・デメリットと間取りのコツを解説について詳しくはこちら

視覚が抜ける「中庭」

視覚が抜ける「中庭」

中庭も吹き抜け玄関との相性が良い空間です。玄関を入った正面の窓から中庭が見えるような配置にすることで、玄関に入った瞬間に視線の抜けが生まれます。吹き抜けで縦の広がりを確保するとともに中庭への抜けによって奥行きもプラスされ、より明るく開放的な玄関になるでしょう。

中庭に面する窓を床レベルまである大開口のものにすれば、玄関が中庭のほうまで続いているような印象を与えられます。また植栽やオブジェなどを配置して、ホテルライクな質の高い玄関を演出するのもおすすめです。

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おしゃれな中庭のある注文住宅の実例を紹介!デザイン性を高めるヒントもについて詳しくはこちら

空間のアクセントになる「ペンダントライト」

天井からペンダントのように吊るす照明を「ペンダントライト」といいます。ペンダントライトはシンプルなものから装飾の華やかなものまで種類が豊富で、デザイン性の高いものが多いのが特徴です。おしゃれなペンダントライトは照度がそれほど高くないことも多いですが、玄関ならしっかりした明るさが不要なので問題ありません。

開放感のある吹き抜け玄関におしゃれなペンダントライトを吊り下げれば、空間をおしゃれに彩るアクセントになります。

玄関に吹き抜けがある建築実例3選

吹き抜け玄関のメリットやデメリット、間取りアイデアを紹介しました。ここからは玄関に吹き抜けがある建築実例を紹介します。

スケルトン階段と吹き抜けのある開放的な玄関

スケルトン階段と吹き抜けのある開放的な玄関

最初に紹介する実例は、玄関とスケルトン階段を一体にしたお宅です。広い玄関に加えスケルトン階段が、より開放感を高めています。

自然の光を効果的に取り入れた明るい玄関は、帰る人の気持ちも明るくしてくれるでしょう。

スケルトン階段と吹き抜け階段の開放的な玄関の建築実例を見る

ダイナミックな吹き抜けがある玄関

ダイナミックな吹き抜けがある玄関

続いて紹介するのは、ダイナミックな吹き抜けがある玄関です。茶色の木目と壁の白色のコントラストが美しく、重厚感のなかに開放感を演出します。

初めて来る人が思わず天井を見上げてしまうような、そんな吹き抜けです。

ダイナミックな吹き抜け玄関の建築実例を見る

高窓から青空が見える吹き抜けのある玄関

高窓から青空が見える吹き抜けのある玄関

最後に紹介するのは、スケルトン階段を上る途中に青空が見られる玄関です。グレーと白の落ち着いた玄関に、木目のスケルトン階段が特徴的です。

こちらのお宅は、階段を上がる途中で大きな窓が現れます。天気の良い日に階段を上がると見える青空には、どんな気分でも思わず笑顔になるでしょう。

青空が見える吹き抜け玄関の建築実例を見る

大空間の吹き抜け玄関ならトヨタホームの鉄骨ラーメンユニット構造がおすすめ

玄関は家を訪れた人が必ず踏み入れる空間であり、その先に広がる室内の印象を大きく左右する「家の顔」ともいうべき大切な場所です。玄関に吹き抜けを設けることで、暗くなりがちな玄関を明るく開放的な空間に仕上げられます。スケルトン階段や中庭、ペンダントライトなどと組み合わせて、こだわりが詰まったおしゃれな玄関をつくってもいでしょう。

吹き抜けのある大空間の玄関をつくるには、大開口を設けても耐震性や耐久性を維持できる強固な建物構造が不可欠です。トヨタホームの鉄骨ラーメンユニット構造は、高層ビルにも採用されている耐震性・耐久性に優れた建物構造です。頑丈な鉄の柱と梁を強固につなぐ「強接合」技術によって組まれた鉄骨ラーメンユニットを用いることで、建物の安全性を確保しつつも無柱の大空間を実現できます。

さらに、室内全体を快適な温度に保つ全館空調をあわせて導入することで、外気の影響を受けやすいという吹き抜け玄関のデメリットの解消も期待できるでしょう。

吹き抜けのある大空間の玄関を取り入れた注文住宅に興味がある方は、ぜひ無料のカタログ請求をご利用ください。仕上がりや技術を実際にこの目で確かめたいという方は、お近くの展示場でお待ちしています。

【全国のトヨタホーム展示場を探す】
https://www.toyotahome.co.jp/s/tenjijo/?ad_cd=hometag
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トヨタホームの吹き抜けのある注文住宅の実例はこちら

吹き抜けのある玄関に関するよくある質問

吹き抜け玄関のデメリットは?

吹き抜け玄関のデメリットは、開放感がある一方で冷暖房効率が下がりやすいことです。特に冬は暖かい空気が上に逃げやすく、玄関まわりが寒く感じる場合があります。

また、照明器具や高い位置の窓の掃除・メンテナンスがしにくい点も注意が必要です。吹き抜け部分に面積を使うため、2階の居室や収納スペースが少なくなることもあるでしょう。

採用する場合は、断熱性能を高める、玄関ドアの性能にこだわる、シーリングファンや床暖房を検討するなど、快適性を保つ工夫が大切です。

吹き抜けは固定資産税に影響しますか?

吹き抜け部分は基本的に床面積に算入されないため、その部分について固定資産税が直接増えることは少ないです。

ただし、固定資産税は延床面積だけでなく、建物の構造・使用している建材・設備・仕上げなども評価対象になります。

そのため、吹き抜けをつくることで大きな窓や高性能サッシ、化粧梁、手すり、照明設備などを採用すると、建物全体の評価額が上がり、結果的に固定資産税に影響する場合があります。

また、吹き抜け上部にロフトや2階ホール、渡り廊下など床として使える部分がある場合は、その面積が課税対象になる可能性があるため注意しましょう。

吹き抜けのある家の特徴は?

吹き抜けのある家は、1階と2階をつなぐ大きな空間によって、明るく開放感のある住まいになるのが特徴です。

高い位置に窓を設けることで自然光を取り込みやすく、リビング全体が広く感じられます。また、上下階の気配が伝わりやすいため、家族のコミュニケーションが取りやすい点も魅力です。

一方で、冷暖房効率が下がりやすい、音やにおいが広がりやすい、照明や窓の掃除がしにくいといった注意点もあります。そのため、断熱性・気密性を高めることや、シーリングファンを設置して空気を循環させることが大切です。

吹き抜けが人気なのはなぜですか?

吹き抜けが人気な理由は、リビングなどの空間に開放感と明るさを生み出せるからです。天井が高くなることで実際の床面積以上に広く感じられ、上部の窓から自然光を取り込みやすくなります。

また、上下階がゆるやかにつながるため、家族の気配を感じやすい点も魅力です。デザイン性が高く、注文住宅らしいおしゃれな空間をつくりやすいことも人気の理由です。

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