「家は3回建てないと、理想のものに出会えない」と、よく言われています。しかしながら、お金も時間もかかる家づくりは、人生で何度もできるものでもありません。できれば誰しも、一回で理想の家に出会いたいものです。
そこでこの記事では、よくある後悔しがちな事例から、失敗しない注文住宅づくりのためにやっておくべきポイントについて伝授します。満足度の高い家づくりを実現するためにも、ぜひしっかり目を通してみてください。
<このような方におすすめ>
・注文住宅の家づくりで失敗や後悔をしたくない方
・資金計画や土地選び、間取りで注意すべき点を知りたい方
・住宅設備や外構の必要性・優先順位に迷っている方
・建築会社の保証やアフターサービスを比較したい方
<この記事のまとめ>
・注文住宅では、情報収集から資金計画、土地選び、間取り、外構まで総合的に検討することが大切
・間取りや設備は、見た目だけでなく生活動線や使用目的、将来の暮らしまで考えて選ぶこと
・窓や駐車場、照明、水回りなどは、実際の生活を具体的にシミュレーションすると失敗を防ぎやすい
・建築費だけでなく、メンテナンス費用や保証、アフターサービスも確認して建築会社を選ぶことが重要
どうして注文住宅づくりは難しいの?

注文住宅づくりは、なかなか難しいといわれています。まずは、その理由について具体的に見ていきましょう。
主な理由としては、決めなければならないことや検討すべきことが多すぎるという点が挙げられます。注文住宅では外観や間取り、使用する素材、工法などすべてイチから自分たちで決めなければなりません。膨大な知識が必要になり、時間や手間もかかります。素材や工法にもさまざまな種類やメリット・デメリットがあるため、正解がなく悩むことも多いでしょう。
また、家づくりの段階ではよいと思った選択も、時間の経過とともにライフスタイルや好みが変化して不便に感じることも少なくありません。ある程度将来のことを考えて家づくりをしたとしても、なかなか数十年にわたって同じ好みを持ち続けるのは難しいものです。
さらに、注文住宅は分譲住宅に比べて建築価格が高額なため、その分、後悔を感じやすくなるかもしれません。高い費用をかけて素材や設備にこだわったのに、いざ暮らしてみると生活にうまくなじまないこともあるからです。
このように、注文住宅は完成するまでに時間や費用、手間がかかるため、その分理想とのギャップに後悔してしまうことも少なくないようです。
注文住宅については「注文住宅とは?建売住宅との違いや価格相場、流れ」で詳しく紹介しています。
「よくある後悔例事例」から分かる、成功する家づくり7つのポイント
では、理想の住まいを実現するためにはどうすればよいのでしょうか。ここではよくある後悔事例から、家づくりを成功させるためのポイントについて紹介します。
よくある後悔事例【情報収集編】

注文住宅を検討し始めると、多くの人はまず土地探しやハウスメーカー選びのための情報収集から始めます。こうした作業には個人差がありますが、おおよそ半年〜1年程度の時間をかけるのが一般的です。
ただし家づくりでは、場当たり的にとにかくたくさんの情報を集めればよいというものでもありません。なぜなら家づくりがうまくいくかどうかは、集めた情報の質に左右されるからです。
たとえばハウスメーカーを選ぶ際は、モデルハウスや展示場の見学だけで決めないようにしましょう。実際に来場する前にカタログ請求などをおこなって、工法や住宅性能などの特徴などを下調べしておくことが大切です。
モデルハウスや展示場に行く前に、あらかじめ疑問点や確認したいことを整理しておけば、他社メーカーとの比較もしやすくなるでしょう。その場で質問への反応を確認することで、その担当者が信頼できるかどうかも見極めることができます。
よくある後悔事例【資金計画編】
資金計画は、家づくりの要ともいえる重要な問題です。家づくりでは土地と建物だけでなく、その他諸費用や家を建ててからの税金など、さまざまな費用がかかります。
特に注文住宅は、想像していたよりも費用が高くなりがちです。資金計画がしっかりできていないと暮らし始めてからの負担が大きくなり、後悔することになるかもしれません。ファイナンシャルプランナーに相談してみたり、さまざまな金融機関の住宅ローンを比較したりするなどして、資金計画は多角的かつ念入りにおこなうようにしましょう。
よくある後悔事例【立地条件編】
注文住宅では、間取りや建物にばかり目が行きがちですが、立地などの周辺環境も重要なポイントです。立地条件は後から変更したいと思ってもできないため、暮らしてから後悔するケースも少なくありません。
例えば周辺に大きな空き地がある場合は、後々家や建物が建つことも考えられます。高さのある建物が建てば、当初より日当たりが悪くなることも考えられるでしょう。また平日と土日、昼間と夜間では、交通量などの環境が大きく異なるケースもあるので注意が必要です。
下見は平日と休日の両方おこなうようにし、できれば昼夜でも環境の違いを確かめたほうがよいでしょう。何か周辺環境について気になる点があれば、不動産屋に問い合わせるなどして、その都度不安を解消しておくことが大切です。
よくある後悔事例【アフターサービス・保証編】
最初は気にならなくても、時間が経つにつれアフターサービスや保証の面で後悔する人も少なくありません。建築コストにばかり目が行きがちですが、家が完成してからかかるメンテナンスコストについても考えておきましょう。
法律により、売主は10年間住宅の基礎部分などに対して瑕疵担保責任を負いますが、内装や設備などの部分に関してはハウスメーカーが独自に定めた範囲・期間で保証されます。そのため、もしハウスメーカーに適切なメンテナンスサービスや定期点検などのサービスが無ければ、万が一故障や不具合などが見つかったときに全額自己負担となり、予想外の出費が生じるかもしれません。
こうした事態を防ぐためには、定期点検の年数や頻度、費用負担、30年目以降の延長保証があるかどうかなど細かくチェックし、アフターフォローやサービスが充実しているハウスメーカーを選ぶことが大切です。
よくある後悔事例【間取り編】
間取りは日々の生活に直結するため、最も後悔しやすい部分です。暮らしづらさを感じる間取りでは、日々ストレスがたまってしまいます。
たとえば収納の場所や数、コンセントの位置、不便な動線などは特に後悔しやすいポイントです。また、家族が長い時間を過ごすリビングの使いやすさ、過ごしやすさは家全体の満足度にもつながります。ゆとりのある広さにしたり、使い勝手のよい動線や設備を取り入れたりするようにしましょう。
間取りはあとから修正することもできますが、建ててからすぐにリフォームすることは現実的ではありません。そのため、家づくりの際は自分たちのライフスタイルをしっかりイメージし、疑問点はハウスメーカーに相談して間取りを決めることが大切です。
注文住宅の間取りについては「失敗しない間取りの7つのポイントと決める手順」で詳しく紹介しています。
よくある後悔事例【設備編】

実際に暮らしのイメージをつかめないまま家づくりを進めると、本当に必要な機能や設備が分からずに無駄な設備を導入してしまったり、逆に不足が生じて暮らしにくさを感じてしまったりする場合もあります。
たとえば、ベランダを導入してみたけれど狭くて使い勝手が悪く、うまく活用できずにそのまま放置してしまうということもあるでしょう。このような失敗は、ベランダをどう使いたいのか具体的なイメージを導入前に持てていないことが原因です。
洗濯物を干すためだけなのか、子どものちょっとした遊び場にしたいのかによって、必要な広さも変わるでしょう。設備を導入する際には、暮らしていくうえで特にこだわりたい部分を洗い出し、その中でもお金をかける優先順位をあらかじめ決めておくとスムーズです。
よくある後悔事例【外構編】
暮らしの中心となる家の建物にお金をかけすぎて、外構については後回しにしてしまう人も少なくありません。
もちろん外構は後からつくることも可能です。しかし、建物と外構を同じハウスメーカーに施工を依頼すると統一感が生まれ、よりマイホームをおしゃれに仕上げることができるでしょう。
一方で、外構にこだわりすぎて後悔してしまう場合もあります。たとえば、天然芝の庭や天然木のウッドデッキはおしゃれなものの、初期費用が高くメンテナンスも大変です。また、シンボルツリーを植栽したものの、落ち葉の掃除など想像以上に手間がかかってしまい苦労することも少なくありません。そのため、庭いじりがもともと好きな人や、手入れが苦にならない人以外は慎重に考えた方がよいでしょう。
このように、家づくりをより満足度の高いものにするためには、建物と合わせて外構もプランニングしておくことが大切です。
部屋・場所別で確認したい!注文住宅のよくある失敗談
注文住宅の家づくりでは、全体の間取りや設備だけでなく、各部屋や場所ごとに特有の失敗パターンが存在します。実際に生活を始めてから不便さに気づくことも多いため、先人の具体的な失敗談を知っておくことは非常に重要です。
ここでは、特に見落としがちな場所ごとの失敗例と対策を詳しく解説します。
平屋住宅の後悔しやすいポイントについては「新築平屋の後悔しやすい8つのポイントと対策」で詳しく紹介しています。
窓の大きさと配置による失敗
部屋を明るくしようと大きな窓を設置した結果、外からの視線が気になって常にカーテンを閉めっぱなしになるケースはよくあります。
また、窓が大きすぎることで壁の面積が減るため、テレビや本棚などの家具を配置しにくくなることも問題です。日当たりがよすぎて夏場に部屋が暑くなりすぎるという失敗も発生します。隣家との距離や外からの視線を考慮し、家具のレイアウトと合わせて窓のサイズや高さを決めるようにしましょう。
駐車場のスペース不足による失敗
駐車場は、車のサイズに対してスペースがギリギリすぎると、ドアの開閉や荷物の出し入れがしにくくなり、毎日の生活に大きなストレスを与えます。特に将来的に車のサイズアップを検討している場合や、自転車用の駐輪スペースも兼ねる場合は、ゆとりを持った広さの確保が必要です。外構計画の際は、建物の配置が決まってから余ったスペースを駐車場にするのではなく、あらかじめ車の動線や台数をシミュレーションして十分なスペースを確保しておくことが大切です。
照明スイッチやライトの位置による失敗
生活動線を十分に考慮せずに照明スイッチを配置すると、部屋の出入りや階段の上り下りの際に不便を感じることになります。たとえば、暗い中でスイッチを探さなければならなかったり、ドアの陰にスイッチが隠れてしまったりする失敗は少なくありません。
また、作業スペースに対してライトの明るさが足りず、手元が暗くなってしまうこともあります。図面上で人の動きを具体的にイメージし、帰宅時や就寝時の動線に合わせてスイッチやライトを適切な位置に配置することが重要です。
寝室と水回りの隣接や間仕切りに関する失敗
寝室のすぐ隣にトイレや浴室などの水回りを配置し、夜間の生活音が気になって眠れなくなったという失敗談は多くあります。失敗しないために、水回り側の壁に収納を配置したり防音効果のある壁紙を採用したりして音を遮断する工夫が必要です。
また、開放感を優先して仕切りのないリビングにした結果、来客時にプライバシーを保ちにくいというのも忘れがちなポイントです。対策として、リビングの隣に小さな和室や洋室を設け、扉で視線を遮れるようにしておくと非常に便利です。
吹き抜けの失敗ケースについては「注文住宅の吹き抜けで後悔しないための対策」で詳しく紹介しています。
トヨタグループの技術力を活かした、高品質な注文住宅
トヨタホームの注文住宅は、自動車づくりで培ったトヨタグループの技術力と、徹底した品質管理が強みです。住まいの約85%を天候の影響を受けにくい工場内で生産し、機械と人の目による厳しい検査を通して、精度の高い住まいづくりをおこなっています。
強固な鉄骨構造による優れた耐震性や耐久性に加え、大空間・大開口を取り入れた開放的な間取りにも対応。全館空調「Smart Airs PLUS」をはじめとした快適設備や、災害時の暮らしを支えるレジリエンス性能も用意されています。さらに、最長60年の長期保証と継続的なサポートにより、建てた後も長く安心して暮らせる住まいを提案しています。
注文住宅づくりを成功させるには、実績多数のトヨタホームに相談しよう
注文住宅ではイチから自分たちで家を作るため、考えなければならないことが多く、費用も高くなりがちです。あらゆる希望を盛り込めるからこそ、間取りや設備、外構なども慎重に検討した方がよいでしょう。
注文住宅づくりを成功させたいなら、ぜひ実績多数のトヨタホームに相談してください。トヨタホームの住宅は強靭で丈夫な鉄骨ラーメン構造を使用しており、地震や災害にも強く高い耐久性を発揮します。保証も60年と長期のため、万が一のことがあっても安心できるでしょう。
また、注文住宅の種類も豊富に取り揃えているため、それぞれの希望に合った提案が可能です。トヨタホームの住宅について少しでも気になった方は、ぜひ一度カタログ請求をするか、お近くの展示場まで足を運んでみてください。
【全国のトヨタホーム展示場を探す】
https://www.toyotahome.co.jp/s/tenjijo/?ad_cd=hometag
【カタログ請求はこちら】
https://www.toyotahome.co.jp/s/catalog/?ad_cd=hometag
注文住宅のよくある失敗に関するよくある質問
収納で後悔しないためのポイントは何ですか?
収納面積だけでなく、収納する物と使用する場所を明確にすることがポイントです。玄関には靴やベビーカー、キッチンには食品や調理家電、洗面室にはタオルや衣類など、使う場所の近くに収納を設けましょう。奥行きが深すぎる収納は使いにくい場合があるため、棚の高さや出し入れのしやすさも確認が必要です。
注文住宅の予算オーバーを防ぐにはどうすればよいですか?
土地代や建物本体価格だけでなく、付帯工事費、外構費、諸費用、家具・家電の購入費まで含めて総予算を考えましょう。希望する設備や仕様には優先順位をつけ、予算に余裕を持たせることが大切です。契約前には、見積もりに含まれていない費用がないか確認してください。
コンセントやスイッチの失敗を防ぐ方法はありますか?
家具や家電の配置を決めたうえで、使用する場面を想定して計画しましょう。キッチン家電や掃除機、スマートフォンの充電、季節家電なども考慮する必要があります。スイッチについても、部屋への出入り口や就寝時の動きを確認し、使いやすい位置に設置することが重要です。
日当たりや風通しで失敗しないためには何を確認すべきですか?
方角だけでなく、周辺の建物や道路、隣地との高低差まで確認しましょう。季節や時間帯によって太陽の位置は変わるため、冬の日当たりも考慮する必要があります。窓を多く設ければよいとは限らないため、プライバシーや断熱性とのバランスを取りながら配置することが大切です。
デザインを優先すると暮らしにくくなることはありますか?
デザイン性を重視しすぎると、収納や動線、掃除のしやすさが損なわれる場合があります。大きな窓や吹き抜け、スケルトン階段なども、冷暖房効率やプライバシー、安全性への配慮が必要です。見た目だけでなく、日常的な使いやすさや維持管理のしやすさも確認しましょう。
土地を先に購入すると注文住宅で失敗しやすいですか?
土地を先に購入すると、希望する間取りが入らない、造成や地盤改良に費用がかかる、建物の予算が不足するといった問題が生じる可能性があります。土地を決める前に、住宅会社や設計担当者へ相談し、希望する建物を建てられるか確認することが大切です。
住宅会社選びで失敗しないためには何を比較すべきですか?
価格だけでなく、設計の自由度、構造や性能、保証、アフターサービス、担当者との相性などを比較しましょう。同じ延床面積でも、見積もりに含まれる設備や工事の範囲は会社によって異なります。施工実例を確認し、自分たちの希望に近い住まいを得意としているか見極めることも重要です。
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